アベ食う寝る64 ふー、生誕6周年記念祭。

こないだの土曜日、
ふーが6歳になりました。

6歳ですって。
成長の速さが衝撃。
同じペースで私も年取ってるのかと思うと震える。

ふーの背中には、
私のてのひら大の蒙古斑があります。

ふーを産んで入院してるとき、
私は一人の看護婦さんに呼ばれて。
「 このまま帰したら、ママきっとおうちでびっくりしちゃうから。 」って言われて。
看護婦さんは、肺呼吸を初めてまだ3日も経っていないほよほよのふーをひっくり返して
小さな、小さな背中を見せてくれました。

そのときの蒙古斑は、
今より二回りは小さかったけど、今よりもずっと深い緑色をしていました。

それを見た私は、『 なんとこれが古モンゴロイドの・・! 』なんて看護婦さんの心配とは全然違うところで感動して、
ふーが2歳になったときには、『 これがほんとの青二才! 』なんてくだらないことも思いました。


白に近い光るような金髪だった私は、
髪を黒く染めて、ヒョウ柄のミニスカートをやめました。
うっかりくじいたら、足首を骨折するようなピンヒールも脱いで、
私は、今の私になりました。

それからもう、
あっと言う間に6年です。

ふーは、
7月21日の22時3分に生まれました。
予定日から4日過ぎた、夜でした。

21日の朝、
ふーと一緒に、
『 6年前のママー、大丈夫ですよー!
今日の夜には生まれますからねー! がんばれー!』って大きな声で言って、
6年前の私を一緒に励ましました。

6年前の私、
本当に、よく頑張りました。

まーちゃんは、臨月の私を
『 車の運転と、出産は、ほとんどの女の人みんなやってんだ。
みんなやってんだから、大丈夫。 』って、
分かるんだか分かんないんだか分かんない言葉で励ましたけど、
結局、大丈夫でした。

この子が、生まれました。

誕生日は、
ふたりでお泊まりに行きました。
ふたり旅も慣れたもんです。

夕飯のときに、ふーに手紙を渡しました。
手紙には、私の願いを書きました。

・毎日ごはんはちゃんと食べましょう。
・大きな声であいさつとお返事をしましょう。
・好きなことと、好きな人を見つけましょう。
・好きな本を見つけましょう。
・楽しいときは笑って、悲しいときは泣きましょう。
・お友だちは大切にしましょう。
そんな手紙を書きました。

私の子どもに生まれてしまった以上、
美人にはお金をかけない限りならないから、
美人は諦めて、チャーミングなよく笑う女性になってほしい。

私も、美人は諦めた。

関連記事