むかしむかし、
ログハウスを多く建築していた頃
やはりダイナミックさを大切にしていたと思います。
ワイルドな丸太から粗削りされた感じがかっこよくって
一棟完成するたびに、その丸太組の存在感にぞくぞくしていました。
ログハウスって外観は粗削りな丸太ではありますが、
丸太の断面を見てみると、一年一年少しづつ成長した証が刻まれて
とても目細かい年輪の丸太なんですよ。
さらに天然の素材からくる暖かさや安心感、安定感や包容力などが感じられませんか?
ダイナミックだけど、がさつな感じとは違うんですね。
最近、相反するところで和風建築の和室を、華奢で繊細にというご依頼を受けました。
日本古来の神社仏閣などの建築物は、どれも繊細で精巧に作られて、
そして美しいですよね。
日本人って繊細さを大切にする民族なんでしょうね。
でもね、
ダイナミックなログハウスも
繊細な和室も
職人さんが一つ一つ手作りで作られている事は同じなんですよね。
今も昔も、一棟一棟手作りされたRootsの家に変わりはありません。
これからも、そんなRootsの家をご提案していけたらいいなと思っています。
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