このブログを読んでいてくれるかしら?
「そういうときは、別のことをするのよ。」
「あとはたまに、外食すればいいじゃない。」
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キッチンの話をしていて、
「外食すればいいのよ。」ってカラリとお話されたときは、
隣にいた私の好きなひととふたりで顔を見合わせて大笑いして。
でも、たしかに、そうなのよね。
私のバランスをとる、ワタシの家。
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私の家なんだから、
なにより私が心地よくなくちゃいけないの。
私のシラナイダレカ。の家じゃないんだから。
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春からね、
新しい暮らしをはじめるの。
娘とふたり。
ふーと、ふたり。
登校前の5分でも、ふー亀さんになって寝ちゃうふー。
*
大丈夫かい? ふー亀さん。
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そこでは、
衣食住のすべてを、ふーと決めるわ。
我が家は合議制。
*
12月のはじめが、私の誕生日。
ふーの小さなお財布にお金が貯まるたびに、
『 ママ、おたんじょうびプレゼントは何がいい? 』って私に聞くの。
『 おなべがいい?ほうちょうがいい? 』って私に聞くの。
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『 きょねんはね、いちまんいっせんえんおとしだまもらったから、
いちまんいっせんえんいないなら、ママすきなものなんでもいいよ。』
そう、ふーが言うの。
さすがにふーのお小遣いの全部を私の好きにはできないから、
「 じゃあ、ママとふーがごはんを食べるお皿を買おう。 」
そう約束をして。
*
『 あたらしいおうちは、かべいちめんほんだなにしよう! 』とふーが言うから、
ふたりの暮らしでそれは叶えようと色々考えているところです。
私の暮らしのなかで愛すべきは、
本棚と、ちゃぶ台と、食器棚。
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そうそう、
「そういうときは、別のことをするのよ。」っていうのはね、
今年の夏、私はどうやってもパンがうまく焼けなくて。
もう、どうかしちゃったかと思ったの。
私の手のひらから何か出てるのかと思ったくらい。
何度やっても、配合を色々しても、全然だめで。
そんなとき、私の料理のお師匠さんが
「そういうときは、別のことをするのよ。」と、カラリ。
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そうね、そうね。
そうなのよね。
そのときどきで、向き不向きの仕事があって。
うまくいかないときは、そのときじゃないってこと。
諦めるんじゃなくて、ちょっと寄せて置いておく。
まだまだ、青いわね、私。
半分どころじゃなくて、まだ3/4も青いわ。
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新しい暮らしには、新しい仲間を、
連れて行くわ。
今ぞっこんの、蒸籠。
大きいのと、小さいの。
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あとは、
おひつ。
やっぱり、お米なの、私は。
樽冨かまたのおひつが欲しいのだけれど。
こりゃ、おひつ積立てだな。
パンは、自分が焼いたなんでもないやつがあれば、
それで幸せ。
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あとは、
山ほどの、本。
好きなものだけ連れて行こうと思ったら、
全部、好きだった。
誤算。
*
そうそう、本と言えばね。
モデルハウスの本棚の中身を変えたのよ。
今までは、女子クラブでテーマにした本の色々を
そのまま置きっぱなしにしてたけど、
これからは、
ちょっと入れ替えたり、入れ替えなかったりする。
初めての選書は、こんなよ。
食べものばかりなのは、笑って。
あぁ、すきだ。と思える本だけよ。
*
*
偽名とか、住所不定、とかじゃなければ、
2週間期限くらいで貸し出しもするから、
私がいるときに声をかけてね。
ほんとは、なりたかったの、
図書委員に。
10年以上経って、やっと叶うわ。
私が図書委員長。
*
相変わらず、好き勝手よ。
女子クラブも、ブログも、
喜怒哀楽も。
でも、
今の私が、一番好きよ。
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