ある住宅供給メーカーの調べによると、最近ではいわゆるZ世代の若い方たちの住宅購入者が増え始めてきているそうです。特徴としては、住宅を家族で住み継いでいく感覚は薄く、一世代が満足して暮らせる住宅を望む傾向があるようです。
そこで、住宅の購入目的を年代別で見てみると、”一般的” には、
[30代]
「結婚や出産などで家族が増え、新たな家族と暮らすための家」が欲しい。
[40代]
「なんとなく確立してきた私ないし家族のライフスタイルをより豊かに表現する家」が欲しい。
[50代]
「子供が独立した、親が亡くなったなどの家族構成の変化に伴い、家に求める機能が変化して、私が暮らしやすい家、無理がないリラックスした家」が欲しい。
[60代]
「最小限の機能で終の住処となる家。資産性のある家」が欲しい。
という感じのようです。
“一般的” な傾向ではこういうことのようです。
ただ、家を建てるというのは ”一般的” には一生に一度のことだと思うので、30代で建てた家が60代になった時に「失敗だったな」ということになってしまうのでしょうか。
それは嫌だなと思うので、
“一般的” ではない、それぞれのお施主様の暮らしに向けて、
何か、将来を見据えた普遍的な暮らしぶりを最優先に考える必要があるんだろうなぁと思います。
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