座卓天板が変身

こんにちは、葛西です。

年末にお引き渡しさせていただきました福島市のS様邸に

先日、ベンチ椅子を納品させていただきました。

 

使った材料は、おじいさま、おばあさまの時代に使われていて

その後、大切に保管されていた座卓の天板です。

工事が始まる前に、『何かに使えますか?』とご相談いただきました。

 

130㎝×77㎝と、とても立派な一枚板で、切ってしまうのはもったいない。。。ともちろん思いましたが

サイズも大きく、重さもあり、新しいお家の雰囲気を考えると、そのまま使うのはちょっと違う。

 

押し入れに置いておくなら、ぜひ使いましょう!とお話し、ご家族みんなで長く使っていただける

ベンチ椅子をご提案させていただきました。

 

***

お預かりしたときは、全体が、縁部分のようなつやつや塗装で覆われていました。

 

まずは、つやつやの塗装を削り、本来の木肌を確認。

深みのある色合いと、木目の表情が良い感じです。

 

どこを、どう切るか。。。

 

頭の中で、何パターンかを想像し。。。

悩むこと数十分。。。

 

寸法が決まると、製作依頼です。

直営の木工所で、職人さんが丁寧に製作を進め

 

ひとり掛けが2台と、3人掛けが一台、無事に完成いたしました。

浸透性の塗料で、木目が更に素敵に!

 

S様ご家族と、新しいRootsの家で、新たな歴史が始まります。

 

ご依頼くださいまして、誠にありがとうございました!

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