アベ食う寝る104 リトルフォレストという映画のはなし。

(ほんとはね、
Rootsの森でやった出張こども料理教室のことトカ、
遂に手を出してしまった、天然酵母の話トカを書きたかったんだけど。
カメラを台所に忘れてきたから、
今日は、前ぶれもなく、映画の話。)

お付き合い、あそばっせ。

*

映画と言えば、
クレヨンしんちゃんシリーズがこの世で一番大好きなんだけどね。

GWは久々に、
私の、私による、私のための、映画を。

*

インスタグラムで見かけた
「リトルフォレストの台所に憧れて。」って文字。

なんじゃい、なんじゃい?
その、「リトルフォレスト」って。

*

台所過敏症の私は、
早速噂のリトルフォレストを探しにちょいとAmazonプライムまで。
払ってよかった、月額500円。

*

結論から申せば、
(まだ全部観てないんだけど、観てないけど結論。)
私はこの映画がとても好きで、この暮らしがとても好き。
ずっきゅんだよ、らぶずっきゅん。

*

きっとね、
このブログを読んでいてくれるであろう、
天然生活友だちのRさんとか、
アイシングクッキー名人のIさんとか、
きっと、好きだと思うから観てね。

*

私がこの暮らしをどのくらい好きかっていうとね、
なんなら、モデルハウスでリトルフォレスト上映会をやって、
その後に映画に出てくる料理を作る会をしたいくらい。
そのくらい、好きよ。

米サワーとか、ウスターソースとか、ヌテラとか。
作るのは、どうだろうか。

マニアックすぎて人が集まらないかしら?

*

この映画の舞台
リトルフォレスト(小森)は、
岩手県の田舎町。っていうか、
田舎じゃないの。 山。
山の中。

*

うんざりするほどの、緑。
うっぷ。ってなるくらい、
例えるなら、喉元まで針葉樹。みたいな。

へばりつく、まとわりつく、
暑さと湿気と、どこまでも深い夜。

男のひとと暮らした 町での生活から逃げて、
本格的すぎる田舎、というか、山。で生活する主人公いち子。

超アナログに稲作をして、木の実を取って、山菜を摘んで。
それを全部、台所で食物から食べものにする。

*

自給自足を超えて、土着。って感じの暮らしは、
逃げてきたような人ができる甘ったれたレベルじゃないんだけど、
私は、このリトルフォレスト(小森)での生活にどこまでもときめいてね。

*

私は、
ターシャ・テューダー 兼 リトルフォレストに なるから。

なっちゃうんだから。

*

自分で言うのもなんだけど、
私ほど、自分の暮らしを描けてる人っていないんだから。
台所についてだけだけど。

*

シンクはこうで、
コンロはこうで、
ここにこう棚を作って、
梅干しや味噌はここ。

*

この鍋でごはんを炊いて、
味噌汁はこっち。

夕飯のメインはこれにして、
小鉢はあれが良いかもしれない。
そうそう、冷蔵庫にまだあったはず。

*

そうだ、甘酒を炊こう。

冬に仕込んだ味噌が良い色になってきた。

梅干しを干すのはこの頃かしら?

季節と足並みを揃えて、
(なぜか異性とはなかなか揃わないんだけど)
嵐の前の風を感じて、
雨の朝の匂いをかいで。

*

リトルフォレストでいち子が生きるみたいに、
自分の生きる範囲の草を手でむしりながら、
生きていきたい。

にわとりとヤギを飼って暮らすのが夢なんです。って
ゆかさんに話したら、
ヤギの力は半端じゃないから。全然メルヘンじゃないから。と、
超現場の声をいただいて。

ヤギはやめて、ひつじにしようと思います。

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